2019-11-01

アウガルテン・ウィーン・ビーダーマイヤー ティーC/S・シューベルト型サイズ:カップ直径9cm高さ5cmソーサー直径15cm
素材:陶磁器

アウガルテン・ウィーンが 安い秘密は2000年以来 お熟成アインにあります。ピカピカの新品です。

今を去る 一昔 当店の大量発注に アウガルテン・ウィーン窯のオーナーが 表敬訪問に 訪れてくれると言う 光栄に浴しております。手土産の マリアテレジアの スクェアディッシュは 今も本店に つつましく 展示されております。

1815年 ウィーン会議締結後 平和な30年ウィーン体制・王制(1848年革命・反王制により 体制崩壊)が このピーターマイヤー様式を 花咲かせました。
「高貴なる素朴と静かな 偉大さ」を求める動きが啓蒙の芸術的創造を決定します。
ともかく新古典主義はオーストリアでは、フランスのアンピール様式のような豊富な形態とはならず、 むしろ上品で簡素な変種となり、これがほとんど段階を踏むことなくビーダーマイヤー様式に移行していきます。
ピーターマイヤー(架空の人物 ビーダーマンとブンメルマイヤーの造語、「愚直な人」との意) ドイツの判事アイヒロットによる 1850年のドイツ風刺週刊誌に登場する、架空の小学校教員 ゴットリープ・ビーダーマイヤー由来。
小説の小市民ビーダーマイヤーは 政治や 国際情勢 などに無関心。家庭の団欒や身の回りの食器や家具などに関心を持ち 心地よい簡素を好み  華美な装飾を 揶揄した。

ビーダーマイヤー 市民革命 主に独墺圏に生まれた市民文化 。フランス革命後 生まれた市民社会は ナポレオン台頭による王政復古へとなっていく中で  閉塞社会に戻る息苦しさから 市井の人達の諦念に生まれた 観念的なものを捨て 日常的  簡素に美を求めた様式

産業革命により台頭する 市民社会に迎合するかに ビーダーマイヤーと名付けられた この作品は フラグランスのお花こそ 簡素化して 描かれておりますが ブルーや手描き金彩のバンドにより 陰りゆくハブスブルグ王家の虚栄いっぱいの 王侯趣味あふれる威厳に満ちた作品で 時代こそ ビーダーマイヤーですが 凡そ 名前に そぐわぬ 美術品です。

マリアテレジアのウィーン窯も フランスロココの模倣から 独自のウィーン様式を確立し 18世紀中葉には マイセンに代わり セーヴルと並んで  時代をリードするほどになりました。
1761年 ハンガリーのシュメルニッツで 良質のカオリンが 発掘され 白磁に磨きがかかり 窯印も 粗野な刻印から 高貴な染付となり 美術的名声(第1黄金期)を博していきました。
しかし どの窯もそうであったように 飽くなき名声の追求は 莫大な資金を飲み込み 窯の存亡の危機を招きます。
1784年 マリアテレジアの息子 フランツ・ヨーゼフ二世皇帝は 帝国の陰りの前に 体面をかなぐり捨て 遂に ウィーン窯を 競売にかけました。
しかし 応札は誰も無く やむなく ゾルゲンタール男爵を 経営改革の任に 付けました。
彼は ロココから ネオクラシックの流れに 強いウィーンスタイルを主張した 他の追随を 許さぬ美術磁器を 生み出していきました。
絶頂の ウィーン窯・第2黄金期は1804年 フランス皇帝に即位した ナポレオンにより 貶められていきました。
神聖ローマ帝国皇帝位の簒奪を狙うナポレオンに フランツ・ヨーゼフ二世は 神聖ローマ帝国皇帝を廃嫡し オーストリア世襲皇帝となり オーストリアを守ることに手一杯になりました。最後の光芒を放ったビーダーマイヤー(市民革命)様式に見せた ウィーン窯の威厳も 所詮は 徒花となり 1864年 120年の栄光の幕を 閉じることになりました。
モールドは1部がヘレンドや ウィーンノイシュタット窯や やがて ワーリスなどに流れて行くのですが ハブスブルグ家程の資金も情熱もなく 栄光は引き継がれず 贋作のみ盛んになりました。

日本でのみ横行する 如何わしい 1718年 アウガルテン開窯説は 栄光のウィーン窯(デュ・パキエ)の開窯年(1717年説も)であり それを拝借するのは 羊頭狗肉(看板は高級な羊肉を掲げ 売っているのは安物の犬肉) 挙句 贔屓の引き倒し 素晴らしいアウガルテンを 貶めるものです。

余談ですが アウガルテン城は ウィーン少年合唱団の 寄宿舎になっていることでも有名です。

当店は 日夜 洋食器の故事来歴を 文献をあさり 研鑽します。
文献には 記したお国 記した窯の 自己顕示欲から 我田引水 荒唐無稽 挙句は 正 反対のものまで乱暴に対立しております。
当店は 一所懸命に 混乱を紐解いていきます。 洋食器愛好家に 正しく 美を 愛でてほしいからです。作る側の虚偽は 勿論 誇張も いただけません。
幸い 当店には 四半世紀にわたり 収集してきた 膨大な実物がござい ます。岡本は 1年364日 この人達?に 語り掛け 問いかけ 来し方を 教わります。
実物は 恐いですよ,強いですよ。薄っぺらな 小手先の書の自信のなさは 直ぐに看破し ます。当店の耐震ビルの 一階は店舗ですが ワンフロア100坪の2階から5階までには 当店の気に入ったものから 気には入らないが 永い伝統に生きてきたもの それには それなりの支持があったのですから そこは謙虚に敬意を表して 収集して来た強い味方 さんらで溢れております。
よく自分は美に造詣が深く 自分にかなわぬものは・・・・・という 人には与しません。えてして そういう人は  まったく方向違いの批判をします。 当店は 己の眼力を養い 愛好家に 最高のものを選んでいただくのが 責務と考えており ます。己の眼力に自信がなかったころは マイセンならマイセンに 一目置かれておるヨーロ ッパ代理店を選りすぐり そこを経由して マイセンに厳選制作してもらっておりました。
今や  伝統に頼れない新作でも 創窯者の目でもって その窯の伝統の正当性の判別が できる ようになったのではと自負しております。愛好家諸兄の ご批判 ご反論の ご教導 お待ち しております。ご質問も大歓迎です。 管見ながら 精一杯返答に努めます。















ビーダーマイヤー 市民革命 主に独墺圏に生まれた市民文化 。
フランス革命後 生まれた市民社会は ナポレオン台頭による王政復古へとなっていく中で  閉塞社会に戻る息苦しさから 市井の人達の諦念に生まれた 観念的なものを捨て 日常的  簡素に美を求めた様式

産業革命により台頭する 市民社会に迎合するかに ビーダーマイヤーと名付けられた この作品は フラグランスのお花こそ 簡素化して 描かれておりますが ブルーや手描き金彩のバンドにより 陰りゆくハブスブルグ王家の虚栄いっぱいの 王侯趣味あふれる威厳に満ちた作品で 時代こそ ビーダーマイヤーですが 凡そ 名前に そぐわぬ 美術品です。




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